見栄の鎧を脱いだら5,900円になった話

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ブランドの食器と
カバンを
袋に詰めて売りに行きました。
5,900円でした。
買ったときは
たぶんその何十倍も払っています。
でも手放したあとの感想は
「すっきりした」
でした。
後悔じゃなく、すっきり。
つまり最初から
必要なかったということです。

なぜ買ったのか。
正直に言えば、
「こういうものを持っている自分」を
見せたかったからです。
ブランドの食器で食卓を整える私。
ちゃんとしたカバンを持っている私。
全部、誰かに見せるための自分でした。
誰も見ていないのに。

私はこれを
「鎧」と呼んでいます。
見栄を張るために
身につけるもの。
着ているあいだは
守られている気がする。
でも重たくて、
お金がかかって、
どんどん増えていく。
そして鎧が増えるほど
本当の自分が見えなくなる。

鎧を買うときの気持ちを
振り返ってみると、
「これがあれば安心」
「これを持っていれば恥ずかしくない」
「これがないと不安」
どれも
「足りない自分を補うため」でした。
この感覚、
過食と似ています。
お腹が空いていないのに食べてしまうとき、
本当に欲しいのは食べ物じゃない。
不安を埋めたいだけ。
ブランド品も同じでした。
本当に欲しいのは食器じゃない。
「ちゃんとしている自分」という安心感が
欲しかっただけ。

袋に詰めながら
ひとつひとつ手に取って、
「これ、本当に使ってた?」と
自分に聞いてみました。
食器は棚の奥にしまったまま。
カバンはクローゼットの肥やし。
全部、買った瞬間がピークで、
あとは「持っている」という事実だけが
残っていました。
使っていたのは
モノじゃなく、
見栄だった。

5,900円。
金額としては大きくありません。
でも私にとっては
「鎧を脱ぐ」という行動の
最初の一歩でした。
手放してみて気づいたのは、
鎧がなくても
別に何も困らないということ。
誰にも何も言われない。
何も変わらない。
変わったのは
自分の心だけ。
軽くなった。

もしあなたの家にも
「持っているけど使っていないもの」が
あるなら。
それは
あなたの鎧かもしれません。
手放してみてください。
すっきりしたら、
それは最初から必要なかったもの。
手放せなかったら、
その「手放せない理由」の中に
あなたの本当の気持ちが隠れています。
どちらにしても、
自分の心に聞くきっかけになります。

鎧を脱いだら5,900円になりました。
でも本当に手に入れたのは
お金じゃなく、
「なくても大丈夫な自分」
でした。

▶ 鎧の正体についてもう少し深く知りたい方は
 こちらも読んでみてください
https://note.com/ridie_lab/n/n1e681826a24d
 →「見栄を張る人ほど、依存症になりやすい理由」
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