スーパーマンが教えてくれた “親を超えて生きる力”

日常のこと

映画『スーパーマン』最新作を観ました。

血のつながった親からは「地球を支配せよ」という支配的なメッセージ。

けれど、育ての親からは「人を助けなさい」という愛の教え。

この対比は、毒親に育てられた人の葛藤そのものだと感じました。

毒親の声は「支配の声」

毒親は「愛」という言葉で覆い隠しながら、実際には子どもを支配しようとします。

• 「あなたはこうしなさい」

• 「親の言うことが正しい」

• 「親に逆らうなんて許されない」

こうした言葉は、子どもの心を縛りつけ、自分の声を見失わせてしまいます。

私自身の体験

私も、親に人生を決定され、発言・行動・付き合う相手までコントロールされてきました。

その抑圧はやがて、自分の身体を痛めつける行動へと変わり、心と体はぼろぼろに、、、。

けれど、死を考えたその時、かすかに「家を出よう」という本音が聞こえました。

もう失敗しても構わない、せめて自分の声に従おうと決意したのです。

その後は過酷な失敗続きでしたが、確かに“生きている感覚”を得ました。

環境が第二の親となり、私を育て直してくれたのです。

生きているか死んでいるかわからない人生より、あの時のかすかな本音に従ったことに後悔はありません。

信じてくれる声と、自分の信念

スーパーマンが血の繋がりの声に従わず、「助けたい」という自分の信念を選んだように、

私たちもまた、どんな親に育てられても自分の声を選び直すことができます。

出口は、親が決めるものでも、社会が押しつけるものでもありません。

出口は、あなた自身の中にあるのです。

親の声に支配され、心と体がぼろぼろになっても――

自分の本音は、必ずどこかに生き残っています。

その小さな声を信じ、選び取ることができたとき、人生は大きく変わる。

たとえ失敗しても、それは「生きている証」。

スーパーマンが支配の声に従わず、自分の信念を選んだからこそ人々から信頼を得たように、

あなたにも、自分の出口を選ぶ力があるのです。

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