摂食障害と依存で人生が止まった私が、自由を取り戻した話。

自己紹介

はじめまして。カナリアです。

私は10代の頃から摂食障害と依存に悩み、人生の大半をその苦しみの中で過ごしてきました。

誰にも言えず、自分でもどうしたらいいか分からず、何度も同じ苦しみを繰り返しました。

でも、今は食べる自由と心の平和を手に入れて、穏やかに生活できています。

このブログでは、かつての私と同じように悩んでいるあなたに、少しでも役立つ情報と「自由へのヒント」を届けていきます。

10代~30代までの苦しみと、そこから抜けたきっかけ

幼少期より、「女というだけで、結婚し子供を産み、親の介護をするのが当たり前」という両親の価値観の中で育ちました。

その抑圧から、私は「綺麗でなくなる=存在する理由がない」という強いメッセージを受け取り、劣等感を抱くようになりました。

「痩せていなければ綺麗じゃない」。

しかし、成長期の私は当然ながら食欲も強く、「食べたいけど痩せたい」という葛藤を毎日感じていました。

そんな時、テレビでお笑いタレントが冗談交じりに「食べたら吐いてます〜」と言っているのを見て、「いい手が見つかった!」と思ってしまったのが、地獄の始まりでした。

それは16才の時のことでした。

その後、20代、30代と症状は悪化し、過食と自己嫌悪を繰り返す日々。

摂食障害は依存性なので、他の依存症も発症してしまいました。

恋愛、買い物、タバコ……次々と依存対象が増え、どんどん自分が壊れていきました。

それでも、「このままでは終わりたくない」という気持ちが、心のどこかでずっと消えずに残っていました。

その小さな希望の光だけを頼りに、生き延びていたのです。

【自由を取り戻した方法】

自由を取り戻すまでの道のりは、決してまっすぐではありませんでした。

何度も失敗し、また依存に戻ってしまうこともありました。

破滅的な言動もあり、心も体も傷つけてしまうことがたくさんありました。

吐くときには窒息しかけたこともあり、救急車を呼んだことも何度もあります。

病院では「食べすぎ?アンタ何やってるの?」と、ゴミを見るような視線を浴びたことも…。

その医者の目線は、今でも鮮明に記憶に残っています。

でも、ある時「このままでは本当に人生が終わってしまう」と思い、小さな行動の変化を始めました。

まず、「人に頼ること」を自分に許すこと。

私は自意識過剰であり、無様な姿を両親や友達には知られたくありませんでした。

そのため、摂食障害を隠し通し、孤立することでさらに症状を悪化させてしまったのです。

だからこそ、「誰かに頼る」という行動は私にとって大きな挑戦でした。

一人で抱え込むのではなく、カウンセリングや信頼できる人に話すことで、心の荷物を少しずつ下ろしていきました。

次に、自分を責める思考をやめる努力を始めました。

「また失敗した」「ダメな自分」という言葉を、「今日はここまでできた」に変えるように意識しました。

そして、小さな成功体験を積むことで自信を少しずつ取り戻しました。

依存を完全に断ち切るのではなく、依存と少し距離を取る練習から始めたのです。

やがて、「他人の期待や評価」よりも**「自分がどう感じるか」を大切にできるようになりました。

それが、私にとって食べる自由と心の平和**を取り戻すきっかけになりました。

【今の私と、同じ悩みを持つあなたへ】

今の私は、摂食障害と依存から自由になり、食べることに振り回されない毎日を送れるようになりました。

もちろん、過去の記憶が完全に消えたわけではありません。

でも、心の平和と、自分の選択を大切にできる「私らしい生活」を手に入れています。

もし、この記事を読んでいるあなたが、今まさに苦しみの中にいるなら、どうか知っておいてください。

あなたは一人ではありません。

このブログでは、私のこれまでの経験と、乗り越えるためのヒントをお伝えしていきます。

食べる自由と心の回復は、必ず手に入ります。

小さな一歩でもかまいません。

一緒に、新しい一歩を踏み出しましょう。

もし、もっと具体的なアドバイスや相談が必要な方は、**「カナリアの心と食サポートLINE」**に登録してください。

あなたの状況に合わせたアドバイスや、回復へのチェックリストをお届けしています。

回復は、「治る」と自分で決めたその瞬間から始まります。

誰かが治してくれるのではなく、自分で「変わりたい」と思ったときに、未来が動き出します。

あなたのその気持ちを、私は全力でサポートします。

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