善意に頼る社会でいいの?選挙前に考えたい、子どもの貧困と私たちの未来

社会問題

7月20日に選挙があります。

最近、YouTubeやSNSで「子どもの貧困支援」の寄付を募る広告をよく見かけるようになりました。
困っている子どもたちを助けたい気持ちはあります。でも、本来こうした支援は国が責任を持って行うべきではないでしょうか。


民間のNPO団体が寄付を募り、

「私はミサキ。夏休みは給食がないので、お腹を空かせた妹と電気代を節約するために図書館へ行き、水でお腹を満たしています…」

というような物語風の広告を目にするたびに、

「善意を利用した詐欺なのでは?」
「この国はどこまで国民に負担を背負わせるのだろう?」

そんな思いが頭をよぎります。


もちろん、今回見かけたNPO法人は収支報告を公開しており、使途が不透明な団体ではありません。
しかし、物価高が続き、賃金は上がらず、増税と徴収ばかりが増える中で、困窮する家庭が増えているのが現実です。

本来、国が保障すべき貧困対策を、民間が担わざるを得ない現状は「善意に頼りすぎる社会の危うさ」を示しています。
さらに残念なことに、善意に漬け込み利益を得ようとする悪徳業者が存在し、国の貧困問題が深刻化するほど、そのような業者も増えてしまうのが現状です。


その結果、本来は真面目に活動しているNPO法人であっても「本当に信用できるのか」と疑われてしまうのは、社会全体の損失でもあります。

私たち一人ひとりの善意だけでは、貧困問題を根本から解決することはできません。
本当に必要なのは、国が責任を持ち、すべての子どもが安心して暮らせる社会に変えることです。

そのためにも、必ず選挙に行きましょう。

夫婦共働きでも家計が苦しい。
物価は上がっても、賃金は上がらない。
原発を動かせば、世界中どこにも捨てられない核のゴミが増え続ける。

そんな社会を変えるための一票は、私たちができる最も大きな行動のひとつです。

🗂️ 夏の選挙 早わかり表(参考にしてください)

【政党】/【減税】/【原発】/【庶民目線】

🔹 自民党
✖️ 減税せず(むしろ増税)
✅ 原発推進・再稼働
✖️ 大企業寄り
→ 選択肢外

🔹 国民民主党
△ 減税慎重
✅ 原発推進・再稼働
△ 中間(自民寄り)
→ 減税より原発NGで外れる

🔹 立憲民主党
⭕️ 減税検討(消費税5%目標)
⭕️ 原発段階的廃止
⭕️ 比較的庶民寄り
→ 安全保障・経済面で弱さあり

🔹 れいわ新選組
⭕️ 減税積極(消費税ゼロ目標)
⭕️ 原発即時廃止
⭕️ 庶民寄り強め
→ 理想形

🔹 維新の会
⭕️ 減税推進(所得税・住民税)
△ 原発容認(推進よりの姿勢)
⭕️ 経済優先
→ 減税は魅力やが原発賛成気味

🔹 共産党
⭕️ 減税(消費税5%へ)
⭕️ 原発即時廃止
⭕️ 庶民寄り強め
→ 減税・反原発重視なら選択肢

🔹 参政党
✖️ 減税には消極的(税制より教育・食・健康優先)
△ 原発慎重(推進寄り、安全重視)
⭕️ 庶民寄り(教育・食・健康重視)
→ 減税より食や教育、健康重視したい人向け


コメント

タイトルとURLをコピーしました